新キャラ増えてもやること変わらず！クレーンは一日にしてならず！
2巻冒頭からはクラスメイトのダウナー系ギャル、山伊勢岬が登場。
割と一般的な、クレーンゲームに特に興味ない系の視点で理宇を観察。
…人が何故クレーンゲームをやるのかと言われたらまぁ景品を取れるかどうかの
クレーン操作部分でわいわい遊ぶため、というのが普通ですよね。
景品を取るために遊ぶのではなく、遊ぶために遊んでいるというか。
ところが理宇の場合、あくまで欲しいのは景品であってクレーンゲームではない。
が、景品を入手するためには本気でクレーンをやるしかないわけで。
出典：クレーンゲームはやめられない!(2) (ガンガンコミックスJOKER)高瀬飛鳥
その辺りの意識の違いが岬には新鮮で、眩しく映る。
ギャル相手にびくびくしながら接する理宇がここまではっきり言い切るその姿。
感心した岬が理宇のプレイに興味津々で熱中していく姿がとても可愛い話でした。
大事なものを見つけられずに日々を過ごす人間の葛藤とか好きみたいですね自分…今まで気づいてなかったけど。
その後、今度は杏奈から欲しい景品があるので来て欲しいとのお誘い。杏奈大好きな理宇はもちろん付いていきますが
いわゆるパリピ台という奴で、陰キャ側の理宇は当然プレイしたことがなく。挑戦してもやはり取れない。
杏奈はゲームなんだし楽しく取ろうと思いついた色んな方法を提案してみるのですが
出典：クレーンゲームはやめられない!(2) (ガンガンコミックスJOKER)高瀬飛鳥
陰キャと自称する割に言うところはハッキリ言うよね理宇は…
岬の時もそうでしたけどゲームやりたいのと景品欲しいのとで意識の差がある奴。
まぁそういう価値観の擦り合わせこそが物語の面白いところですけども。
出典：クレーンゲームはやめられない!(2) (ガンガンコミックスJOKER)高瀬飛鳥
そしてこのマンガ自体も結構言うよね…。ゲームやってる最中はホントこれ思うけども！
結局こういうのってゲーセン店員の設定次第って話はよく聞きますしね。
自分も勝率一番高くなったのってまずアームの強さを見極めて台を選ぶことを覚えた時でしたねー…。
そんな感じで、前巻にも出ていた丈汰以外にゲーセンに詳しい犬束くんなどの男性キャラも加わって
より人間関係が広がったところで次巻に続くのでした！
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