王子様系お嬢様VS超厳格な風紀委員

傲慢、高飛車、男嫌いの三拍子揃ったお嬢様、口無椿。

理事長の孫娘の権力を駆使し、気に入らない男は退学に追い込む性悪な椿に対し

真っ向から反抗、風紀の乱れを注意する起立匡史。

　

自分の身体を使って誘惑し、セクハラさせて退学に追い込もうとする椿と

その誘惑を跳ねのけて風紀委員として役割を貫く起立。

出典：あらくれお嬢様はもんもんしている 1 (ヤンマガKCスペシャル)木下由一

設定的に言えばそこまで珍しくはないかもですが、何より注目すべき点は

色仕掛けしてる側である椿が自分で思ってるより性欲強かった。

鋼の理性で誘惑をことごとく弾き返す起立に対して

勝手に悶々してしまう椿。明らかにこっちの方がダメージ受けてる。

　

出典：あらくれお嬢様はもんもんしている 1 (ヤンマガKCスペシャル)木下由一

そんなこんなで空回りしつつも積極的に仕掛けていく椿ですが

まぁなんというかどうにも性格悪い娘なのと、色恋に対して鈍いので

何だかんだで良い雰囲気になったりはあんまりしません。

むしろ…

出典：あらくれお嬢様はもんもんしている 1 (ヤンマガKCスペシャル)木下由一

起立が自分に惚れてると勘違いして嘘告白して陥れてやろうと企んだ結果がこれ。

いわゆるツンデレ的言動をしてしまった椿をきっちり拒絶する起立。

読者から見れば椿は経験不足ゆえ無自覚なだけで起立に惹かれているの丸わかりだし

起立は起立で椿に対して異性として魅力を感じていることは間違いないわけですが

どうにも上手くいかない2人の関係がどうなるのか、気になって仕方ない作品！

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ラッキースケベなアクシデントで2人の関係に変化？

高飛車王子様系お嬢様の口無椿と厳格メガネ風紀委員起立匡史の2人を描くラブコメ。

今巻では前巻以上に椿の空回りがエスカレートし、なぜか2人でAV鑑賞とかもしてしまいますが

なんといってもキモは後半以降のノーブラ事件。

　

いつものように起立を誘惑しようと考えて、ノーブラでアピールすることを思いつくものの

思ったより恥ずかしかったので動揺し上手く挑発できない椿。

出典：あらくれお嬢様はもんもんしている 2 (ヤンマガKCスペシャル)木下由一

そしてフラついたところを支えようとした起立が椿の胸を掴んでしまう！

結果、椿は「やべえノーブラバレた！」と逃げ出してしまいますが（やや語弊がある）

起立はその態度を見て椿を傷つけたと思い込んでしまいます。

　

出典：あらくれお嬢様はもんもんしている ２ (ヤンマガKCスペシャル)木下由一

胸揉まれたことを意識してしまってどうにも顔が合わせられず。逃げ回る椿。

だがその態度を見て起立は椿を傷つけてしまったとますます自責の念にかられます。

いや、まぁ、うん。ある意味傷ついてるのかもしれんけど何かちょっと違うような。

出典：あらくれお嬢様はもんもんしている ２ (ヤンマガKCスペシャル)木下由一

何とか椿を捕まえて誠心誠意謝罪をすることが出来た起立。

お互いの微妙な勘違いも解けて元通りの関係に戻ったわけですが

実際のところここでもう椿の元々の目的達成してるんですよね。セクハラさせるって。

何かもう退学に追い込むとかそのへんにはほぼ意識がいかず性欲に振り回されっぱなしだった今回の椿。

ここまで来ちゃったらあとはもうくっつくだけなのでは？とも思うけど

この2人が恋愛を意識するようになるかっていうと…うーん、まだ結構道は遠いのかも。

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