オタサーの姫の前に現れた新たなる姫!
特撮オタのそばかすメガネでコンプレックスでかめな女子大学生前園さん。
彼女が所属する特撮同好会は自分以外に同じ趣味の男性3人という
まぁいわゆるオタサーの姫が形成される系のサークルでした。
前園さんももちろん趣味の合う仲間と一緒にいられるこの空間が大事なわけですが
ある日、そこに現れたのは新たなる姫の新居屋ちゃん。
出典:姫と呼ばないで 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)地下
まぁはっきり言ってこの主人公前園さん、性格は悪い。
幼いころにちょっと姫系の格好してバカにされたトラウマがあるにしてもまぁ歪んではいる。
それだけこのサークルに依存しているってことでもあり、ちょっとしたことで思い切り振り回される。
一方の新姫こと新居屋ちゃんはきっちりと周囲の反応を観察して求められる反応を返せる感じ。
しっかりコミュ力持ってて、その上でイタイ系の姫を演じてる?
出典:姫と呼ばないで 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)地下
その結果!前園さんは自分の楽園を守るために戦うことを決意するのであった!
…割とこの姫サークル系の話って、形成してる男性陣をどう描くかがカギだと思っておりまして
この作品はあくまで姫2人の確執をメインに描く感じであまり深く掘り下げない方が面白いかなーと読んでる時には思ってたんですが
改めてそっちを中心に描いてるのを見てると…なんか、男性陣可愛そうになってくるんですよね…。
新居屋ちゃんにサークルまるごと振り回されて、その結果前園さんも男性陣を振り回す側になっちゃうので…
まぁそれはさておき、そんな感じで男性陣を1人ずつ自分側に引き込もうと画策する前園さんでありましたが
新居屋ちゃんも全く同じ戦略で来たため、このままでは勝てない!
そして前園さんは決意します!メイクを!
出典:姫と呼ばないで 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)地下
かつて憧れた綺麗なお姫様への純粋な気持ちではなく、敵を倒すための武器としてのメイク。おおうダークサイド…
というかここ一番頑張ったな前園さん。美容室の店員さんが良い人じゃなかったら潰れてたぞこれ。店員さんありがとう…
前園さん的にも相当な勇気を出したこの一手は非常に有効…だったはずなのですが
新居屋ちゃんはクレバーに打つ手を変えて、コスプレを提案!ただでは転ばない!
というところで次巻に続く。いやー読んでてヒリヒリしますぜこのマンガ。
あとこれおまけマンガ読んでるかどうかで大分イメージ変わらない!?
百合ではない、女の子同士の友人関係がストライクな自分にとって結構このおまけマンガの方が気になるんですけど!
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